ケンリ〜〜。 リンキングとリズム。

ケンリ〜〜。 リンキングとリズム。

ケンリ〜〜。 リンキングとリズム。

有名なマライヤ・キャリー(Mariah Carey)のヒット曲「Without You (ゥィだうチュ)」、もともとはイギリスのロックバンド「The Bad Fingers (ダ:べーぁッ[デ]:ふぃんグァ"ー[ス])」のヒット曲ですが。この曲のサビの部分「I can't live 」は多分ほとんどの日本人には「ケンリー」と聞こえると思います。

 

 

 

 

これは以前述べたように「エィ:きゃー[ヌ]:ろ゜ぃ[ヴェ]」の裏を喰っている音「I」と語尾の「ve」が日本人には聞こえにくいからです。しかし実際には、これは日本人だけでなく多くのノンネイティブには「Ken Lee」と聞こえているようです。まるで中国系帰化日本人の「李健さん」みたいですね。

 

 

 

「I can't live」でこんな具合ですからそのあとの英語は何を言っているかさっぱり聞き取れないのでは?そのあとの歌詞は「If living is without you」です。ここが曲のタイトルなのですが。最初の「If」が裏を喰った弱拍なのでほとんどの日本人には聞こえないでしょう。これを私流のカタカナで書くと「イ[ゥ゜]:ろぃヴィニ[ス]ヲィダウチュ」です。ここではリンキング(linking)というのを使いました。

 

 

 

日本語は「子音+母音」でワンセットの言葉なので語尾が子音で終わる単語の次の単語が母音から始まると全く違ったリズムの言葉に聞こえるのです。「空耳アワー」の仕掛けですね。元の英語の歌詞をわざと日本語的に「子音+母音」パターンに区切りを変えてみましょう。

 

 

 

元の歌詞は、「If living is without you」。これを「子音+母音」パターンに並び替えると「(If) li vi ngi swi thou tyou」ですね。カタカナにすると「(イッ) リビニスダウチュ」となります。リンキング・パターンの空耳に騙されないように皆さんもわざとリンキングの区切りを変えてカタカナ化し強弱リズムに気をつけて発音の練習をしてみたらどうでしょう。ヒヤリング能力もきっと向上しますよ。

 

 


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